日本三大和牛「近江牛」は、江戸時代から愛され続ける黒毛和牛

読みもの

近江牛

琵琶湖を抱く、滋賀県の肥沃な大地で育てられたブランド牛

滋賀県が世界に誇る和牛ブランド・近江牛をご存知ですか? 神戸牛・松坂牛に並ぶ日本三大和牛の1つで、琵琶湖によって育まれた豊かな水系と肥沃な大地で健やかに育った黒毛和牛です。同じく三大和牛である神戸牛が誕生して約130年、松坂牛は約100年ですが、それに対して近江牛はおよそ400年と圧倒的に歴史が古く、江戸時代から日本人に愛されてきた、日本最古のブランド和牛になります。ちなみに読み方は「おうみうし」、「おうみぎゅう」どちらも間違いではありません。

 近年、海外の食通たちの間で和牛人気が高まっていますが、世界のバイヤーたちはもちろん、近江牛にも注目しています。その理由は何と言ってもきめ細かく柔らかな肉質と、牛肉の味わいにほんのり独特の甘みを含む深い旨味。そして全体的に細かく入った美しいサシと上品な肉色が、目にも舌にも嬉しい和牛だからです。脂肪にはツヤがあり、適度に粘りがあるのも特徴的です。

滋賀県の豊かな自然環境で大切に育てられた近江牛

現在、滋賀県内に59軒ある牧場で、大切に育てられている近江牛。「母なる湖」と呼ばれる日本最大の湖・琵琶湖と周囲を囲む山々が、滋賀県の豊かな水系を育くみ、近江牛を健やかに育てる環境を生み出しています。中でも「ひょうたんや」がご提供している近江牛は、滋賀県南部・竜王町に牧場を構える澤井牧場。鈴鹿山系から流れる良質の水脈に恵まれた、畜産にふさわしい土地で約2,200頭の近江牛を飼育されています。

澤井牧場が肉用肥育をスタートしたのは、昭和50年。今からおよそ50年近く前から伝統的な飼育方法と安全な飼料で愛情いっぱいに育てています。飼料に抗生物質は投与せず、牛の成長に合わせて単味混合飼料を作り、なんと管理者自身が口へ運んで確認を行なっています。混合飼料には、乳酸菌や枯草菌などの栄養を特別に配合。食料用のトウモロコシと胚芽を必ず入れることで、近江牛の味に深いコクの風味が出るのだそうです。牛たちは自然の風が流れる牛舎で約20ヶ月間肥育され、生後30ヶ月齢前後で出荷されます。

 このように、滋賀県の自然豊かな土地で、一頭一頭愛情をかけて育てられた黒毛和牛が近江牛。2007年11月に特許庁が認めた近江牛の定義は、「豊かな自然環境と水に恵まれた滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種」です。特に、近江牛の中でも高品質のものには認定書が発行され、認証「近江牛」と呼ばれます。A4、B4等級以上のもの、という条件がありますが、ひょうたんやが澤井牧場から買い付ける近江牛はほとんどがA5、最低でもA4ランクのものに限られています。 滋賀県の豊かな自然の中で大切に育てられた近江牛、ぜひ一度味わってみてください。

【参考URL】

https://withnews.jp/article/f0151109000qqf2151030001qqF0G0010401qq000012703A
https://omiushi.jp
https://www.sawai-bokujyo.jp/interview01.html

中嶋 和義

中嶋 和義

代表取締役

株式会社ひょうたんや 代表取締役 社長 趣味:ゴルフ、ウォーキング 和食を「時代に合わせて変化させる」ことを意識し、 ひょうたんやグループを展開